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ダブルスは「ランは2人一緒に、8種目の作業量は自由に分担できる」というシンプルなルールですが、実際にどう分担すればタイムをロスしないかは、種目ごとに考え方が変わります。ここでは8種目それぞれの分担の目安と、レース全体を通した戦略を具体的に整理します。カテゴリ選びの基本や相方選びのコツはカテゴリの選び方、パートナー探しはパートナーの探し方を先に確認してください。
分担の基本原則:交代回数は「1種目あたり1〜3回」
交代するたびに、道具を受け渡す・立ち位置を入れ替えるといった数秒のロスが発生します。細かく交代しすぎると、休憩時間より交代ロスの方が大きくなることもあります。目安として、1種目を1〜3回の交代で区切るのがタイムロスと疲労分散のバランスが良いパターンです。
8種目別・分担プランの目安
| 種目 | 距離・回数 | おすすめ交代回数 | 分担の考え方 |
|---|---|---|---|
| スキーエルグ | 1,000m | 1〜2回 | 前半・後半で半分ずつが基本。腕の持久力に自信がある方を後半に回すと失速しにくい |
| スレッドプッシュ | 50m(12.5m×4) | 1回(4本のうち2本ずつ) | 押す力に自信がある方が最初の重い区間(動き出し)を担当すると全体がスムーズ |
| スレッドプル | 50m(12.5m×4) | 1回 | 握力に自信がある方を後半に回し、握力切れのリスクを分散する |
| バーピーブロードジャンプ | 80m | 2〜3回 | 心肺への負荷が大きいため、こまめな交代で息を整える時間を作る |
| ローイング | 1,000m | 1〜2回 | 回復区間として使えるため、次のランが苦手な方がここで長めに休む配分も有効 |
| ファーマーズキャリー | 200m | 1〜2回 | 握力が切れる前に交代するのが鉄則。「あと少し」で粘りすぎない |
| サンドバッグランジ | 100m | 2〜3回 | 脚への負荷が最も蓄積する種目。細かく分けて脚を温存する |
| ウォールボール | 100回 | 2〜3回(例:40-30-30など) | 最後の種目。当日の残り体力を見て比率を決める。ノーレップ防止のため疲れている方を先に回すのも一案 |
この配分はあくまで出発点です。練習の中で「どちらが何本目から失速するか」を記録し、自分たちのペアに合わせて調整してください。
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ファーマーズキャリー・サンドバッグの交代前後で握力を温存したいときに。
目安 2,000〜4,000円
どちらが先に動くか:「苦手種目が先、得意種目が後」の考え方
分担比率だけでなく、どちらが先に種目に入るかもタイムに影響します。基本の考え方は次の通りです。
- 種目が苦手な人を先に行かせる:先に負荷の高い区間を短く担当させ、残りを得意な相方に任せることで、苦手な人の消耗を最小限に抑えられます
- ランが苦手な人には種目後の休息を作る:相方が種目を担当している間はもう1人が休めるため、ランが苦手な人はこのタイミングで呼吸を整えてから次のランに入れます
- 「強い1人が引っ張る」発想は避ける:片方に負荷を集中させると、後半にその1人が大きく失速し、結果的にペア全体のタイムが伸びるケースが多く見られます。2人ともが最後まで大きく崩れないことを優先してください
ミックスダブルスでの分担の違い
男女で組むミックスダブルスは、多くの大会で女子基準の重量が適用されます。この場合、男性側が重量面で余裕を持ちやすいため、以下のような分担がよく見られます。
- ファーマーズキャリー・サンドバッグランジ:握力・下半身の絶対的な筋力が必要な種目は男性が多めに担当
- スキーエルグ・ローイング・ラン:心肺持久力の種目は、女性の方が相対的に負担が軽く感じられることも多く、比率を五分五分〜女性やや多めにするペアも
固定ルールではないため、練習の中で実際にどちらが余力を残せるかを確認しながら決めてください。
よくある分担の失敗パターン
- 本番で初めて分担を決める:当日は緊張と疲労で判断力が落ちます。最低でも大まかな比率は練習で試しておいてください
- 交代のたびに毎回長く相談する:交代のタイミングと大まかな比率を事前に決めておけば、レース中の相談は最小限で済みます
- 握力系種目を1人に集中させる:ファーマーズキャリーとサンドバッグを同じ人が多めに担当すると、後半に握力がまとめて切れるリスクが高まります
練習で分担を決める方法
12週間の練習の中で、コンプロメイズドラン(複数種目を通しで行う練習)を相方と一緒に行い、実際の交代タイミングをシミュレーションしておくと、本番での判断がスムーズになります。お互いの得意・苦手種目の傾向は、目標タイムガイドの種目別タイム配分も参考に洗い出してみてください。
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