
HYROXペナルティ一覧【2026/27シーズン】|15秒・2分・失格(DQ)になる行為の全項目
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HYROXのペナルティは「警告→15秒」「1回2分」「失格(DQ)」の3段階で整理すると覚えやすくなります。この記事では、2026/27シーズンの公式ルールブック(シングル・日本語版)に掲載されているペナルティコード01〜23を一覧表にまとめ、種目ごとの注意点と、ペナルティがどのように確定するかを解説します。
ペナルティの3つの種類(警告→15秒/2分/DQ)
ルールブックのペナルティは、大きく次の3つに分けられます。
- 警告→15秒(動作基準の違反):ステーション1〜7では、動作基準を満たさなかった場合に各ステーションにつき1回の警告が与えられます。2回目の違反でそのレップは無効となり15秒が加算され、同じステーション内のそれ以降の違反にも違反ごとに15秒が加算されます(以降の警告はありません)。
- 1回につき2分(コース・器具・行動の違反):IN/OUTアーチの誤使用、外部からの補助、チョークの持ち出し、唾吐き・鼻かみ、ゴミの投棄などです。
- 失格(DQ):ランやステーションの未実施、複数の順序違反、スタートウェーブ違反など、レース自体が成立しない違反です。
なお、違反の重大性によっては警告なしで即座にペナルティが科される場合がある、とルールブックに明記されています。「1回目は警告だから大丈夫」と考えて動作を崩すのはおすすめしません。2025/26シーズンに「距離を戻される」形式から時間制に統一された経緯は2025/26シーズンのルール変更点まとめで解説しています。
ペナルティコード一覧(01〜23)
公式ルールブックに掲載されているペナルティコード表を、日本語でそのまま整理したものです。
| コード | 項目 | ペナルティ |
|---|---|---|
| 01 | ラン周回の不足 | 1周につき3分(4周設定)/5分(3周設定)/7分(2周設定)/失格(1周設定) |
| 02 | ランまたはステーションの未実施 | 失格(DQ) |
| 03 | ステーションの順序違反 | 初回は3分、2回目以降は失格(DQ) |
| 04 | ROXZONEのIN/OUTアーチの誤使用 | 1回につき2分 |
| 05 | ワークアウトステーションの入退場の誤使用 | 1回につき2分 |
| 06 | スキーエルゴの早期離脱(1,000m未完了) | 失格(DQ)(ステーション未完了) |
| 07 | ローワーの早期離脱(1,000m未完了) | 失格(DQ)(ステーション未完了) |
| 08 | ウォールボールの早期離脱(100回未完了) | 失格(DQ)(ステーション未完了) |
| 09 | スレッドのレーン不足(指定レーンを通過していない) | 失格(DQ)(ステーション未完了) |
| 10 | バーピーブロードジャンプ違反 | 1回につき15秒 |
| 11 | ファーマーズキャリーのラップ不足 | 失格(DQ)(ステーション未完了) |
| 12 | ケトルベルの不適切な返却 | 30秒 |
| 13 | ファーマーズキャリーまたはランジでの誤った重量の使用 | 失格(DQ) |
| 14 | ランジで後ろ脚の膝が地面に触れない/立ち上がっていない | 1回につき15秒 |
| 15 | サンドバッグを肩から外す | 1回につき15秒 |
| 16 | スタートトンネルの流れの妨げ | ウェーブのスタート後もトンネル内に留まった場合、1分が適用されることがある |
| 17 | チョークの使用 | スレッドプルとファーマーズキャリー以外での使用、私物チョークの使用、ステーションからの持ち出しは2分 |
| 18 | 外部からの補助 | 1回につき2分 |
| 19 | 許可なしの不正なスタート時間 | 失格(DQ) |
| 20 | レース中のタイミングチップ未装着 | 出走なし(DNS) |
| 21 | 唾吐き・鼻かみ | 2分または失格(DQ)(レースディレクター判断) |
| 22 | ゴミの投棄、急冷行為(水を頭や体にかける等) | 1回につき2分 |
| 23 | 非スポーツマン的行為 | 2分または失格(DQ)(レースディレクター判断) |
コード01の「周設定」は、会場のレイアウトによってラン1区間が何周で構成されているかを指します。ルールブックの例では、5分設定の会場で2周不足した場合、最終タイム1:24が1:34(5分×2回)になります。ラップのカウントは選手自身の責任で、余分に走ってもタイムは調整されません。会場のラップ表示画面はあくまで非公式の補助です。
種目別:ステーションごとのペナルティ規定
8種目の距離・重量はHYROXの8種目と重量表にまとめています。ここではペナルティに関わる部分だけを抜き出します。
スキーエルゴ〜ローイング(ステーション1〜5)
いずれも「最初の違反は警告、2回目は15秒、3回目以降は違反ごとに15秒」の共通ルールです。スキーエルゴは足がベースプレートから離れて床に触れると違反、ローイングは1,000mを完了してジャッジの確認を受けるまでシートを離れると違反です。スレッドは指定レーン内にとどまり、12.5m地点を毎回完全に越えてから方向転換します。
ケトルベルファーマーズキャリー・サンドバッグランジ
ケトルベルを正しいエリアに戻さない、またはハンドルが直立していない場合は30秒、サンドバッグを正しいエリアに戻さない場合も30秒です。ただしROXZONEを出る前に自分で直せば科されません。サンドバッグは実施中ずっと両肩に保持する必要があり、地面・バリケード・脚などに置くと1回につき15秒です。両種目とも、間違った重量で行った場合は正しい重量でステーション全体をやり直す必要があり、やり直さなければ失格です。
警告なしでノーレップになるウォールボール
ウォールボールだけは仕組みが違います。警告は一切なく、各レップは有効レップかノーレップのどちらかです。スクワットの最下部で股関節が膝より下まで下がっていない、ボールが指定ターゲットに当たっていない、地面から拾ってすぐ投げた、といったレップはカウントされません。デジタルスクリーンの表示は補助で、公式の基準は物理ターゲットとジャッジの確認です。ウォールボールステーションでのパウダーチョーク使用は2分です。
失格(DQ)になる行為
ルールブック全体から、失格に該当する行為を整理します。
- 1kmランやステーションを1つでも丸ごと行わなかった、または最後まで完了しなかった場合
- ステーションを2つ以上、正しくない順序で完了した場合(1つだけなら3分で済み、ウォールボールに入る前に抜けたステーションを完了することが認められています)
- 事前承認なく、割り当てられたスタートウェーブより早い、または遅いウェーブでスタートした場合
- スキーエルゴ・ローワー・ウォールボールを規定前に離れる、スレッドやファーマーズキャリーで指定レーン・周回を完了しないなどのステーション未完了
- ファーマーズキャリーやサンドバッグランジを間違った重量で行い、やり直さなかった場合
- 唾吐き・鼻かみ、非スポーツマン的行為でレースディレクターが失格と判断した場合
失格になるとそのレースの記録は一切残らず、競技を続けることもできません。参加費も返金されません。なお、タイミングチップの未装着は失格ではなく**出走なし(DNS)**扱いです。
ペナルティはいつ確定する?(48時間ルール、レースディレクター)
IN/OUTアーチの誤使用やスレッドのラップ不足など多くのペナルティは、タイミングシステムがチップリーダーで自動検出します。使用重量の誤り、ケトルベルの戻し方、ウォールボールのノーレップなど動作基準に関わる違反は、ジャッジまたはヘッドジャッジがリアルタイムで判断します。押さえておきたいのは次の2点です。
- 失格を決定できるのはレースディレクターのみです。ジャッジからの報告や自身の直接の観察に基づいて判断し、リードレースディレクターの決定は最終的なものです。
- ペナルティの加算や修正は、イベント終了後48時間以内に行われる場合があります。ゴール直後の速報タイムに、後からペナルティが反映されることがあります。スポーツマンシップ違反も、レース後にさかのぼって適用される場合があります。
項目は多いですが、初参加者が実際に受けやすいのはIN/OUTアーチの逆走(2分)、ラン周回の数え間違い(3〜7分)、ウォールボールのノーレップの3つで、いずれも事前の確認で防げます。当日の流れは初めてのHYROX完全ガイド、ペナルティ込みで狙うタイムは平均タイムと種目別ペース配分を参考にしてください。
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ルールブックの原文は英語で、翻訳版と相違がある場合は英語版が優先されます。最新のルールは大会ごとに更新される公式ルールブックで必ず確認してください。当ページの情報は執筆時点のものです。



