
「周りは男性ばかりなのでは」「体力的についていけるか不安」——女性からよく聞かれる不安です。結論として、HYROXは女性の参加者が年々増えている競技で、女性専用の重量設定やミックスダブルス部門も用意されています。ここでは女性が知っておくと安心できる情報をまとめます。
女性部門の重量
女性向けのオープン部門は、男性より軽い重量に設定されています。
| 種目 | オープン男子 | オープン女子 |
|---|---|---|
| スレッドプッシュ | 152kg | 102kg |
| スレッドプル | 103kg | 78kg |
| ファーマーズキャリー | 2 × 24kg | 2 × 16kg |
| サンドバッグ | 20kg | 10kg |
| ウォールボール | 6kg / 3m | 4kg / 2.7m |
全種目の詳しい重量表は8種目と重量表でも確認できます。数字だけ見ると重く感じるかもしれませんが、多くの女性が運動経験の有無にかかわらず完走しています。
服装選びのポイント
HYROXは8種目すべてで大きく体を動かすため、動きやすさと汗対策を優先した服装を選びます。
- ボトムス:レギンスまたは機能性ショートパンツ。しゃがむ・跨ぐ動作が多いため、伸縮性のある素材を選ぶ
- トップス:スポーツブラ+クロップトップ、またはフィットしたタンクトップ。ゆるいトップスはファーマーズキャリーで邪魔になることがある
- 素材:吸汗速乾性のある化学繊維。綿素材は汗を吸って重くなり、擦れの原因にもなる
サポート力が高いタイプを選ぶと、ランとウェイト種目の切り替えでの揺れが気になりにくくなります。
シューズについては男女共通で選び方が変わらないため、シューズの選び方も参考にしてください。
ダブルス・ミックスダブルスの組み方
友人同士の女性ペアはもちろん、男女で組む「ミックスダブルス」部門も多くの大会で用意されています。ミックスダブルスの重量は女子基準になることが一般的で、種目の分担は自由に決められます。パートナー選びや分担のコツはカテゴリの選び方の「ダブルスの分担」で詳しく解説しています。
生理周期とコンディション管理
練習や本番の時期が生理周期と重なることもあります。一般的に、体調やパフォーマンスの感じ方には個人差が大きいとされているため、自分の体調の傾向を練習期間中から記録しておくと、本番の体調管理の参考になります。強い不調や痛みがある場合は無理をせず、婦人科や専門家に相談することをおすすめします。
妊娠中の参加について
妊娠中の参加も可能とされていますが、判断と責任は本人に委ねられており、事前に医師へ相談することが強く推奨されています。詳しい規定はルールQ&Aで解説しています。
「浮くのでは」という不安について
実際の会場では、10代から50代以上まで、運動経験も体型もさまざまな参加者が集まります。オープン部門は完走そのものを目的とした人が大半で、タイムを競うプロ部門とは温度感が異なります。初参加の女性が「思ったより年齢層も体型も幅広くて安心した」と感じるケースは珍しくありません。
まず何から始めればいいか
体力に不安がある場合は、練習メニューと練習場所の探し方から自分のペースで始めてください。友人を誘ってダブルスで申し込むと、当日の心理的なハードルもぐっと下がります。